9月, 2015年
社長の会、第3回目を開催いたしました。
前回の2回目から約半年経ってしまいましたが・・・
当事務所の「社長の会」第3回目を去る9月19日に開催いたしました。
この会は、当事務所の法人のお客様限定(社長様・役員様)で開催しています。
主旨は、「経営者の皆様に、この時代をなんとか生き延びるための経営のヒントを得ていただくこと」です。
当日は7社の企業様にご参加を頂きました。
第3回の今回は、横浜関内の橋本法律事務所、弁護士 河野雄太先生をお招きして、
「取引先が倒産したらどうなる?どうする?」というテーマで講義をしていただきました。
日頃の経営セミナーなどではなかなか聞けない、ネガティブなテーマではありますが、会社経営上は避けて通れないお話でもあります。
取引先に万が一のことがあり、売上代金を回収できなかったとき、
またその影響で自社に影響が及んでしまうとき、
どう対処したらいいのか?
また、そういったことが起きる前に、取引先との関係をどうしておいたらいいのか?
について、河野先生に分かりやすくご説明をしていただきました。
講義後は、経営者様から、熱心な質問をたくさんいただき、先生にも真摯にお応えいただきました。
質疑応答をお聞きになられた皆様それぞれの、今後の行動に活かしていただけたらと思っています。
終了後はご希望の方で懇親会を開催しました。
引き続き、河野先生へのちょっと普段聞けないような?質問が飛び出したり、
お互いの会社のことをお話しいただけたり、と非常に楽しく有意義な時間でした。
当事務所では今後も、このような形で経営者の皆様が学べる場、交流できる場を提供してまいります。
マイナンバーセミナーの講師をさせていただきました。
僕は、昨年、独立開業をさせていただきました。
その開業よりはるか前、2008年。
まだ税理士事務所職員(兼税理士受験生)だった僕は、友人の勧めでとある異業種交流会に参加いたしました。
会場は横浜。
初めて参加したにもかかわらず、自分がしたかった相談を、いつの間にか参加者のおひとりにさせていただく、といった幸運に恵まれました。
その方は、メールを交えて、丁寧に僕の相談に応えてくださいました。
「この交流会、スゴイ」
と感じ、その後7年間に渡り、毎月ではないですが参加し続けました。
そのおかげで、たくさんの仲間との出逢いを得ることができました。
その会は、決して他人に自分を売り込む会ではありませんでした。
皆さんそれぞれが、各分野で活躍なさっていたり、これからやってみようという方だったりと熱い。
そして、何か必要になった時、助けが必要なとき、相談したいときに、応えてくれる人がいる。
そういう場所でした。
それが「横浜異業種交流会キャリアセッション」です。
先日、9月の会のミニセミナーの講師をなんと僕がさせていただく機会をいただきました。
今まではずっと「生徒」としてセミナーを受講していた僕でしたが、今回は先生。
大変光栄なオファーでした。
テーマは「マイナンバー」。
もうすぐナンバーの通知が始まるという正に旬、のお話し。
僕の出来る限りでのリサーチをし、レジュメに落とし込んでお話しさせていただきました。
制度の概要、メリット、そしてデメリット。
個人、そして法人が何をしなければならず、そして何をしてはならないか。
短い時間でしたがお伝えすることができました。
意外だったのは、終了後に、不動産業の方からのお声掛けが多かったことでした。
不動産関係で言いますと、
貸主さん(地主さん、大家さん)は、借主さんから、マイナンバーの提供を求められる場合が来年以降、発生します。
そのあたりのことは、まだまだ周知されていないようでした。
そのほかのことでも、まだまだ知られていないことが多いな、ということを感じました。
皆さまも、はやめにリサーチし、制度を把握されることをおススメいたします。
おそらく60名弱くらいのご参加者様がいらっしゃったと思います。
お聞きいただき、ありがとうございました。
最初はちょっと緊張しまして、マイクを持つ手も震えたりしたのですが、図太いのか?(笑)途中からは皆さんの顔を見ながら話す余裕がありました。
地声がデカいので、ちょっとうるさかったかもしれません。ごめんなさい。
これを機に、今後もセミナー活動も少しずつやっていこうと考えております。
危機感
実は今度、マイナンバーについて横浜でセミナー講師をさせていただく機会をいただきました。
僕が長年お世話になっている、横浜異業種交流会キャリアセッションという素晴らしい場所で。
大変ありがたいことです。
詳しくはこちらのリンクから。
第144回キャリアセッションの開催のお知らせ
(9/14(月) 18:15~です)
※マイナンバー制度の全体像を知りたい方におススメの内容です。
お聞きになりたい方は、会場にぜひ!
以前から税理士会などで何度もマイナンバーセミナーを受講していた僕ではありますが、今回改めて、資料や書籍を読み漁りました。
その中で、ときおり目についたのが、
マイナンバー制度により、打撃を受ける業界のひとつが
「士業」だ、
という記述でした。
士業のメイン業務である、各種届出、申請代行がIT化により無くなっていくだろう、とのことでした。
たしかに、無くなる部分もかなりあるでしょう。
しかし、僕が思うに、士業の皆さんそれぞれが、
「なぜこの仕事を始めたのか?」
「この仕事で喜びを感じることはなにか?」
「お客様には、どんなことで自分が求められているのか?」
を突き詰めていけば、解決する問題なのではないでしょうか。
最近、事務所に、
「顧客を紹介するサービス」
の営業電話が次々とあります。
IT化うんぬん、の前に、
そうやって営業されていることそのものにむしろ危機感を感じます。
僕自身も、もう一度、上記の3つの「問い」の突き詰め、を続けていくことで、これからの向かうべき道を考えていきたいと思います。
温かさはつながる。
今日はちょっと独り言的な記事を書きます。
いま、仕事とは別に、ある方の今後についてのお手伝いをさせていただいています。
(ちょっと詳細は書けないのですが。)
その方は非常に辛い思いをなさっていて、何とか元気に、笑顔になっていただきたくて、微力ながら支援をさせていただいています。
そんななか、僕の知人づてで、その方をバックアップしてくださる方が見つかりました。
昨日、その支援者の方に初めてお目にかかる機会がありました。
支援者の方は、実にいろいろな心配りをしてくださいました。
支援する相手にまだ会ったこともないのに。
僕は感激しましたし、自分自身も、こういう人にならなくては、と感心いたしました。
よく、「笑顔の連鎖」なんて言いますが、
「笑顔にしたいと願う人、の連鎖」という温かいものも
この世の中にはあるんだなあと、感じた次第です。
仕事を通じて、また仕事以外でも、そういった温かい連鎖を小さいものからひとつひとつ繋げていけたらいいなと、思います。