ご祝儀、香典の経費処理上の注意点
2014-11-17
今日は小規模な会社の社長さん、経理担当者さんに向けて、ご祝儀などの冠婚葬祭に関する支払いについて書きます。
会社でご祝儀や、香典などの慶弔費を支払うことがあるかと思います。
経理処理上、どんなことに気をつけたらいいでしょうか?
まずは、勘定科目。
得意先、仕入先等外部の関係者に対する慶弔費は
「交際費」
となります。
従業員、元従業員またはこれらの者の親族といった会社内部の関係者に対する慶弔費は
「福利厚生費」
となります。
まずこの科目の違いを意識してくださいね。
あと、注意点を二つ。
・不当に高額な場合は、会社から従業員等への給与と判断され所得税等が課税される可能性があります。
社会通念上、相当な金額であることが求められます。
とくにお祝いのお金などでは金額に一定の注意が必要です。
・慶弔費は、当然ながら領収証が発行されません。
その際は、出金伝票を作成しておきましょう。
結婚式のご案内はがきなど、内容がわかる書類を添付しておくとより説得力が増します。
そのあたりにご注意くださいね。
注)この記事は記事投稿日時現在の各種法令、規則等に従い作成しております。なお、この投稿はあくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。
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